家計のこと、将来のお金のことを、誰かに相談したい。
でも「何を準備すればいいの?」「そもそもどんな流れなの?」と不安になる方は多いですよね。
この記事では、初めてFP相談を受ける方でも安心できるよう、準備から当日の流れ、よくある質問まで丸ごと解説します。
- 相談前に決めておくこと
- 予約~面談当日の流れ
- 不安ゼロで相談を終えるコツ
読み終わる頃には「私でも大丈夫!」と思えるはずです。
FP相談しようか迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。
FP相談って何ができるの?

FP(ファイナンシャルプランナー)相談では、家計や保険、教育費、老後資金など、お金に関する幅広いテーマを中立的に相談できます。
具体的にはこんな悩みを相談する人が多くいます。
- 「今の収入と支出で、将来大丈夫?」
- 「子どもにかかる教育費っていくら?」
- 「保険、入りすぎてない?」
- 「退職したいけど、お金の不安が…」
多くのFP相談サービスでは、家計の現状整理+ライフプラン作成が基本セットで、そこから相談者の悩み別にFPがアドバイスをする流れです。


上記のような、家計のキャッシュフロー表をあなたの家計に合わせて作成してくれますよ!
このライフプランをもとに、退職したいと考えているママであれば、
- 自分の収入がなくなる、もしくは減っても家計は大丈夫か
- 退職したあと教育費はどう貯めていけばいいか
- ゆとりのある生活をするためには収入がいくら必要?
などの具体的なアドバイスを、FPに相談できますよ。



ひとりでは難しい現状の把握と対策を、まるっとお任せできるのがとてもよい点です!
FP相談はなぜ無料でできる?怪しくない?


FP相談が無料でできる理由は、相談者が金融商品を契約した場合に、FP相談サービスは販売会社から販売手数料を受け取れるからです。
無料相談のあとに別のサービスに誘導されるといったことはなく、怪しくはありません。
ただし、相談者が金融商品を契約して利益が発生するビジネスモデルなので、金融商品の提案をされることはあります。



無理やり保険を契約させられることがあるのかな…ちょっと怖いかも。



いいえ、それはないので安心してください!
実際に顧客本位でないセールスをFPが行った場合でも、特に罰則がないことはネックです。
しかし、FP相談サービスのなかには、FPの質に高い基準を設けているところもあります。



たとえば、マネーキャリアはFPに独自基準を設けており、利用者からの評判がよいFPしか対応できない仕組みになっています!
また、相談者全員が金融商品を契約しなくても成り立つビジネスなので、あなたひとりに固執してセールスをかけてくることもありません。
相談前の準備チェックリスト


FP相談を最大限に活かすには、「何のために相談するか」と「お金の現状」を自分でも把握しておくことが大切。
以下を参考に、無理のない範囲で準備してみてくださいね。
相談目的を明確にしておく
「退職したいけど家計が不安」「教育費がどのくらいかかるか知りたい」など、相談したいことをざっくりメモしておくと、FPも的確なアドバイスをくれます。
とはいえ、なにに不安を感じているか、自分でもよくわからない……という方もいるでしょう。



相談内容が具体的に思いつかない場合は、ざっくりと「退職を考えているのですが、家計が不安です」と言えばOKです!
相談者の対策すべき点を洗い出すのもFPの仕事のひとつ。
あれもこれも聞かなきゃと考えすぎず、相談の流れをFPに任せてしまっても大丈夫ですよ!
家計データがわかるものを準備
ライフプランの作成では、お金の流れを具体的に聞かれます。
相談前に家計のデータがわかる資料があるとスムーズなので、以下のような書類を手元に準備しておきましょう。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 給与明細
- 確定申告書(フリーランスの場合)
- 銀行の通帳
- クレジットカード明細
- 家計簿
- 銀行の通帳
- 証券会社の残高画面
- 保険の証券
生命保険/医療保険/個人年金/自動車保険/火災保険などもあれば
- 固定資産税の明細
- 年金定期便
- 住宅ローン返済予定表
普段から家計簿をつけている方は、家計簿だけでもOKです。
具体的な金額がわからない場合、おおよその金額でもライフプランは作成できますよ。
ZOOMアプリをダウンロードしておく
多くの無料FP相談は、WEB会議システムのZOOMで実施されます。
事前にスマホまたはPCに、ZOOMアプリをインストールしておきましょう。
ほかにも、Google MeetやMicrosoft Teamsといったツールを指定されることもあります。



どれも無料で使えるツールなので、安心してくださいね。
予約~当日の流れ【スマホで3STEP】


予約から面談当日までの流れも簡単で、サクッと終わります。
使いたいFP相談サービスの公式サイトやLINEから、空いている日時を選んで予約。
1~2分で完了します。
予約後に届くメールで、面談の詳細や当日使用するZOOMリンクをチェックできます。
事前に簡単なヒアリングがある場合も。
当日は、メールに記載されたURLをクリックしてZOOMに入室し面談開始です。



なお、予約した日時に都合が悪くなった場合は、メールで日時変更できることがほとんどです!
相談の流れ


次に、実際のFPでどんなことを話すのか解説していきます。
初回面談は、だいたい以下のようなステップで進みます。
FPさん自身の自己紹介や、FPさんが所属する会社の方針などを簡単に紹介されます。
相談内容を聞かれるので答えましょう。
細かい要望がある場合は、この時点で伝えておくとスムーズです。
お金の相談をするために必ず聞かれる質問なので、間違いなく答えましょう。
FPさんがライフプランを作成してくれます。
作成したライフプランは、2回目の相談で共有してもらうことが多いです。
ライフプランを分析してもらったうえで、悩みに対するアドバイスや行動の提案をしてもらえます。
2回目の面談でSTEP1~5まで進むことがほとんどです。



提案された金融商品を契約する場合は、契約完了までにもう少し面談回数がかかるでしょう。
初回面談でよくある質問


最後に、FP相談の初回でよくある質問を紹介します。
- 相談は本当に無料?
-
はい。無料相談を謳っているサービスは完全無料です。
費用が発生する場合は、必ず事前に説明があります。
- 営業されない?
-
営業をされるサービスもあれば、全くされないサービスもあります。
しつこいセールスにあった場合は、相談を中断しても大丈夫です。
- カメラはオフでもいい?
-
ほとんどのサービスでは、カメラをオンにする必要があります。
カメラオフに対応しているのは、現在マネーコーチだけです。
- 子どもが家にいても相談できる?
-
もちろん相談できます。
途中で中断しても、柔軟に対応してくれるFPさんが多いです。
- 知識がなくても大丈夫?
-
知識がなくてもまったく問題ありません。
難しい言葉をかみ砕いて説明してくれるのがFPの役割です。
- すぐ相談できる?
-
サービスによりますが、早ければ当日~翌日で予約可能です。
- 相談の時間はどれくらい?
-
基本的に、1回の相談で30~60分程度。
時間内に収まるよう、事前に確認してくれることがほとんどです。
【まとめ】事前準備をしてFP相談に臨もう!


FP相談は「お金のことを、誰かに話してみる」ためのファーストステップ。
しっかり準備をしておけば、たった1回の面談でも不安がグッと軽くなります。



「こんなこと相談していいのかな…?」と感じていたとしても、相談後は「もっと早く頼ればよかった」とスッキリしているはずです!
実際に家計を整理して、退職準備を進めるための方法はこちらをご覧ください!


相談のリアルな雰囲気をもっと詳しく知りたい方は、FP2級の私が実際に相談したレビューもチェックしてみてくださいね!



