「もう限界かも…でも、退職って現実的じゃないよね」
「私が辞めたら家計どうなるんだろう」
毎日を全力でこなすワーキングマザーこそ、そんなふうに辞めどきを考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、感情のままに辞めてしまうと、あとから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するかもしれません。
大切なのは、タイミングと準備です。
- ワーキングマザーを辞めるか考えるべきサイン
- ワーキングマザーを辞める前に考えておくべきこと
- 退職を後悔しないためにやっておきたい3つの準備ステップ
これらを、家庭と仕事のバランスで悩み退職した、筆者の実体験ベースでお伝えします。
心が軽くなって、「自分らしい選択」に向かって進めるようになるはずですので、ぜひ最後までご覧ください!
【いくつ当てはまる?】ワーキングマザーの辞めどきを判断するサイン

仕事・家事・育児——
すべてに全力を注ぎながら、ふと「この生活、いつまで続けられるんだろう」と思うことはありませんか?
そんなとき頭をよぎるのが、仕事の辞めどきについての悩み。
「今が辞めどきなのか、よくわからない」
そう思っている方は、まず自分の気持ちを整理することから始めてみましょう。
以下の項目にいくつ当てはまるか、チェックしてみてください!
子どもとの時間をもっと持ちたい
「朝の支度と寝かしつけだけで、今日も終わっちゃった…」
子どもの顔をちゃんと見て話す時間、最近ありましたか?
子どもと向き合うために、小学校に上がるタイミングなどで退職を検討しているママが多いのではないでしょうか。

「手がかかる時期が終わったと思ったら、今度は心のケアが必要な時期になっていた…」という声も、先輩ママからよく聞きます。
だからこそ、子どもとの関係を今一度見つめ直すのも、退職を考える大きなきっかけになります。
家事・育児・仕事で限界…自分時間が欲しい
- 気づいたら自分の時間がほぼゼロ
- 子どもにイライラして自己嫌悪
- 寝ても疲れがとれない
- ちょっとしたことで涙が出てくる
こうしたサインが出ているなら、もう黄色信号かもしれません。
それでも「みんな頑張ってるし…」と自分に言い聞かせてしまうママは多いです。



しかし、ママが機嫌よく笑顔でいられることが、家族みんなにとって一番よい状況だと思いませんか?
ママって、家族みんなの太陽みたいな存在なんですよね。
「この働き方、本当に私に合ってる?」と思ったとき
「今の仕事、このまま続けていてもスキルも収入も上がらないかも…」
そう感じているなら、それはキャリアを見直すタイミングです。
なぜなら、「成長していないかも」という気づき自体が、変化を求めるサインだから。



私も以前、特に仕事に不満があるわけじゃないのに、「この働き方、ずっと続けていていいの?」と感じ始めたことがありました。
もっと具体的な理由として、
- スキルも収入ももう上がる見込みがない
- ほかに挑戦してみたいことを見つけた
- またやりたいと思えば、すぐにできる仕事だった
このような理由で辞めることを決意し、思い切って在宅でできる仕事に挑戦。
少しずつ「自分にもできることがある」と自信が持てるようになりました。



「もっと自分らしく働きたい・生きたい」と思ったその直感、ママだって大切にしていいんです。
あなたはワーママの辞めどきサインに、いくつ当てはまりましたか?
ひとつでも当てはまっていたら、自分の気持ちに蓋をしている証拠です。
今の仕事を退職して、今後どう過ごすかを考えてみるとよいかもしれません!
ワーキングマザーを辞める前に整えるべきこと


「今の仕事を辞めたい……」
そう思っていても、勢いだけで退職を決めてしまうのはちょっと待って。
本当に後悔のない選択をするためには、タイミングと準備がとても大切です。
ここでは、ワーキングマザーが仕事を辞めて後悔しないための準備ポイントを紹介します。
「こう暮らしたい」という理想を具体的にイメージ
「毎日バタバタ。なんのために働いてるんだろう…」
そう感じるときほど、未来のことを考える余裕なんてないですよね。
でも実は、「いつか辞めたい」と思っている段階では、本当の辞めどきではないことも多いのです。



反対に、「子どもとこんな時間を過ごしたい」「こんな働き方をしたい」と、これからの暮らしを具体的に描けるようになったときこそベストなタイミング。
たとえば、
- 小学校から帰宅した子どもに「おかえり」を言ってあげたい
- 午前中だけ・午後だけなど短時間で働きたい
- 休日は家族そろって過ごし、レジャーを楽しむ体力を週末まで残しておきたい
など、理想の生活を言語化してみましょう。
一人で悩まないためにパートナーと気持ちを共有
「お金のことも家のことも、全部自分で背負ってる気がする」
そんなふうに感じているなら、まずは一緒に暮らす人との対話が欠かせません。
- 家事・育児・仕事で背一杯であること
- 子どもとしっかり向き合う時間を作れていないこと
- 自分の時間が取れていないこと
あなたの現状や叶えたい生活を、パートナーに伝えてみてください。



パートナーと話し合って気持ちをわかってもらうことで、「一人で抱えてる」から「一緒に乗り越える」に変わります。
退職は、家計や生活リズムにも関わる大きな決断。
お金の不安を数字で見える化して解消
「辞めたら生活が回らないかも…」
「今より我慢する生活になりそう」
そう思ってなかなか踏み出せないママも多いはず。
まずは家計簿をつけて、家計の収支を把握してみましょう。



でも、家計簿ってつけたことなくて…
今までどんぶり勘定だったから、どこから整理すればいいかわからないな…



それなら、家計管理のサポートをしてくれるFP相談を利用してみて!
家計の把握もできて、今退職してもお金の心配がないかや、教育費の貯め方のアドバイスも無料でしてもらえるよ!
お金の不安が残っていると、退職後に後悔する可能性が高いでしょう。
FPに家計診断をしてもらうことで、「あと〇ヶ月は今の収入で困らない」「〇年後にはこれくらい教育費がかかる」などの未来を数字で見える化できます。
とはいえ、
「FP相談ってどんなサービス?」
「気になるけど、ちょっと怪しそう…」
と思うママも多いですよね。
そこで、FP相談とは一体どんなサービスなのか、なにができるのかを以下の記事にまとめました。
家計を整えたい・不安なく退職を決断したいママさんはぜひチェックしてみてくださいね!


辞めどきの判断軸をつくる3つの準備ステップ


「辞めたい…でも本当に今なのか分からない」
そんなふうに悩むワーキングマザーにとって、感情だけでは判断できないのが現実。
でも、いくつかの準備をすることで、辞める・続けるに関係なく、自分で納得して選べる力が手に入ります。
後悔しないために、今からできる3つの準備ステップを紹介します。
ステップ1:家計の収支を見える化して「何ヶ月暮らせるか」知る
「仕事を辞めたら、何ヶ月生活できるんだろう?」
このなんとなく不安は、以下のような数字で整理するだけで驚くほど落ち着きます。
- 1ヶ月にかかる生活費
- 固定費(家賃・保険・通信費など)
- 特別費(毎月はかからないけど、必ず必要になるまとまった支出)
- 毎月の貯金額
- 世帯の総資産など
これらの数字を整理して、簡単にまとめてみましょう。
Excelでも、手書きでも家計簿アプリでもOK。完璧でなくて大丈夫。



目安としては、生活費3ヶ月分の貯金があると、心の安心感はグッと違ってきますよ◎
ステップ2:退職後の暮らしと働き方を描いておく
退職してから今後のことを考えるのではなく、「辞めたあと、どう過ごすか」を先に考えておくと安心です。
たとえば、
- 在宅ワークでスキマ時間に収入を得る
- 扶養内パートで家計に貢献しつつ家族との時間も確保する
- 資格取得の勉強期間として時間を使う
など、今後の選択肢はたくさんあります。
さらにおすすめなのが、理想の1日をスケジュールに書き出してみること。
朝起きてから寝るまで、どんな風に過ごしたいか?
自分の時間、子どもとの時間、働く時間をどう配分したいか?



視覚化すると、「これならいけそう!」という実感が湧いてきますよ!
ステップ3:FPに相談して将来の不安を数字で整理
「教育費はどれくらいかかる?」
「老後資金、ちゃんと準備できる?」
こうした将来の漠然とした不安は、ひとりで解決して安心感を得るのはなかなか難しいですよね。
でも、プロと一緒に数字で見える化することで整理できます。
FP(ファイナンシャルプランナー)相談では…
- 家計管理の方法
- 教育費の必要額と貯め方
- 老後に向けた資金計画
- 必要な保険と不要な保険の見直し
などを中立的な立場からアドバイスしてもらえます。
「なんとなく心配…」を、「このペースなら大丈夫!」に変えてくれる。



それが、数字に基づいた安心のチカラです。
数字で見えるだけで、不安がぐっと減りますよ!
「FP相談なんてしたことないし、何を基準に選べばいいかわからない…」
「保険の勧誘をされるんでしょ?」
と不安に感じる方は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください。
FP相談がどういうものか詳しくわかれば、怖いという気持ちも軽減されるはずです!


お金と働き方を整えたら暮らしがラクになったわけ


「今の生活、なんでこんなに苦しいんだろう…」
そう思っていた頃の私は、お金と働き方の両方が自分に合っていない状態でした。
でも少しずつ見直してみると、気持ちにも暮らしにもゆとりが生まれていったのです。
ここでは、「何がどう変わったのか?」を、わたしの体験をもとにリアルにお伝えします。
家計の全体像がつかめると不安に飲み込まれなくなった
「今月って赤字?黒字?」
「教育費ってこのままで足りる?」
以前の私は、なんとなく家計簿をつけたり、つけなかったり…。
数字が見えないことで、漠然とした不安だけが大きくなっていました。
でもFP相談をきっかけに、家計をひとつずつ見える化してみたら、
- 今の生活費の最低ライン
- 教育費の必要額と貯蓄方法
- 住宅購入の計画
が具体的に見えてきて、ようやく気持ちが落ち着いたんです。



不安って、「わからないこと」から生まれるんだなって、気づかされました。
自分に合った働き方で時間にも心にもゆとりができた
通勤のストレスや、時間に追われる日々から解放されたのも、大きな変化のひとつ。
私は「在宅ワークのフリーランス」という働き方にシフトしたのですが、
- 朝のバタバタが減って、子どもにも笑顔で接する余裕ができた
- 通勤がないだけで、1時間以上の時間が生まれた
- 職場の人からの期待によるプレッシャーから解放された
と、小さな変化が積み重なって、毎日の満足度がぐんと上がりました。



「心身をすり減らすこと=しっかり働くこと」ではないと、今では実感しています!
自分のためにお金と時間を使えるようになった
家族のために、子どものために…
それはもちろん大切だけど、「自分のため」に使える時間とお金も、心の健康には欠かせない。
今は、
- 月に一度、美容室に行く
- カフェでひとり時間を過ごす
- 気分が上がるものをたまに買う
そんな小さなごほうびを、自分にあげられるようになりました。
これってお金の問題だけではなくて、「自分も大切にしていい」と思えるかどうか。



それだけで、気持ちがグッと前向きになるんですよね。
ここまで読んでくれた方は、「FP相談を受けてみようかな…」と思ってくれている方も多いはず。
実際にFP相談をする前の準備や相談の流れは、いかの記事にまとめているのでぜひ参考にしてくださいね!


【まとめ】今が辞めどきかどうかは「準備の有無」で変わる


辞めどきかどうかに正解はなくても、後悔しない選択は準備によってつくれます。
「もう無理…」と感情で辞めるより、「どうしたら幸せに暮らせるか?」という視点で未来を描いてみてください。
自分を大切にするために働き方を見直すのは、逃げではありません。



「もう辞めたい」「でも、どうしたらいいかわからない」
そんな気持ちを抱えているなら、まずは未来を整理する時間を取ってみてください。
- 保険の提案だけをされる場所ではない
- お金の不安を数字で見える化できる
- これからの暮らしを一緒に考えてくれる
一人で抱え込まず、信頼できるプロや身近な人に頼ることで、見えてくる未来があります。
「今の暮らしをどう整えるか、ちゃんと考えたい」
そう思えたあなたに、ぜひ読んでほしいのがこちら。


わたしが実際に相談した体験談を、包み隠さずレビューしていますので、チェックしてみてくださいね!