「仕事を辞めたいのに、旦那に反対されて辞めさせてくれない」
「反対されるから、旦那に本当の気持ちを言えない……」
このように悩んでいませんか?
仕事を辞められないことだけではなく、自分の気持ちを否定されたような気がして悲しいですよね。
しかし、理解していないのはあなただけではないかも知れません。

旦那さんの本当の気持ち、知りたくないですか?
あなたが旦那さんに寄り添うことで、旦那さんも話を聞こうとしてくれるはずです。
具体的にどうすればよいのか解説していくので、仕事を辞めたい気持ちを旦那さんに理解してほしい方は、ぜひ最後までお読みください!
仕事を辞めたいのに旦那が反対するのはなぜ?


旦那さんが仕事を辞めるのを反対するのは、「あなたの気持ちを理解していない」のではなく、あなたを守ろうとしている反応です。
旦那さんの反対の理由の多くは、経済的な不安からくるもの。
責任感があるからこそ、「もし何かあったら…」と考えてしまうのです。



では、旦那さんがどんな心配を抱えているのか、一緒に見ていきましょう。
キャリアが途切れるのを心配してくれている
「今辞めたら、あとで働きたくなったときに再就職できるの?」
旦那さんがこんなふうに口にするのは、“将来あなたが後悔しないか”を心配しているからかもしれません。



特に会社で長く働いてきた方ほど、キャリアが中断するリスクを理解しています。
「自分の意思で辞めたんだから後悔しない」
そう思っていても、将来また働きたくなったときのことまで想像してくれているのかも。
あなたのキャリアを“真剣に考えてくれている”としたら、ちょっぴり見方が変わってきませんか?
子どもの将来の選択肢が狭まるのではと不安
教育費・習い事・進学のための塾や受験費用……。
子どもに必要なお金は、今すぐではなくても、これからどんどん増えていくものです。
「辞めて収入が減ったら、子どもがやりたいことを諦めなきゃいけないかも」
そんな不安が、旦那さんの心の奥にあるのかもしれません。
今を楽しむための余裕がなくなると思っている
「外食も旅行も我慢しなきゃダメになるよ?」
そんなふうに、“家計がカツカツになる未来”を想像してしまうのが男性の思考パターン。
もちろん、本当にお金が足りなくなるとは限りません。



でも、数字でわからない分、想像でどんどん不安を膨らませてしまうんです。
「辞めたい気持ちはわかる。でも、楽しむ余裕も失いたくない」
それが旦那さんの本音かもしれません。
万が一のとき家計が苦しくなるのが怖い
突然病気になる・ケガをする・会社が危なくなる……。
もしもの備えが足りないと感じていると、「今辞めるのは危険」と判断してしまうことも。
「共働きなら余裕を持って暮らせる」状態から、「収入源がひとつになる」のは、旦那さんにとってかなりのプレッシャーです。
でも裏を返せば、あなたのことも、家族の未来も守りたいという強い責任感の表れといえます。
旦那さんが反対する理由の裏には、愛情と責任感がある。



「反対された」と思うとつらいけれど、その言葉の奥には、あなたや家族のことを真剣に考えている気持ちがあるんです。
だからこそ、旦那さんの不安にも一度、ちゃんと寄り添ってみて。
その上で、「じゃあ、お金の不安を一緒に解消していこうよ」と提案すれば、きっとふたりで前に進める道が見つかります。
次の章では、反対されても「どう伝えれば理解されるか?」を一緒に考えていきましょう!
反対する旦那を説得して仕事を辞めるには


「辞めたいって言ったら、どうせまた反対される…」
そう思って、気持ちを押し込めていませんか?



でも、本音をちゃんと伝えるだけで、関係が変わることもあるんです。
旦那さんが反対するのは、あなたを困らせたいからじゃない。
「自分が家族を守らなきゃ」という不安や責任感から来ていることがほとんど。
だからこそ、ぶつけ合うのではなく、寄り添い合うように話すことが大切なんです!
まずは旦那の気持ちを理解する
人は「理解されている」と感じたとき、はじめて相手の話に耳を傾けられるもの。
「そうだよね。私が辞めたら家計のこと、心配になるよね」
「あなたもプレッシャー感じてるよね。気づかなくてごめんね」
こんな風に、共感から会話を始めてみましょう。
防衛モードが解除されて、「じゃあどうすればいいか」を一緒に考えやすくなります。



自分の気持ちを理解してほしいなら、まずは旦那さんの痛みにも寄り添いましょう!
自分の気持ちを感情的にならずに伝える
いくら本音でも、「家事・育児と仕事の両立が大変だから辞めたい!」だけでは伝わらないもの。
「最近すごく疲れてて、夜も眠れない日があって…」
「子どもとの時間がもっとほしいのに、毎日バタバタでつらいの」
こんなふうに、感情よりも事実を軸に自分の状態を説明してみてください。



「辞めたい」の裏にある、苦しさや願いを丁寧に言葉にすることで、相手の心にも届きます。
次の働き方を一緒に考える
「辞める」だけで話が止まってしまうと、旦那さんの頭は「収入ゼロ」=「不安MAX」に。
でも、
- 「しばらくは貯金でやりくりできるよう準備してる」
- 「パートや在宅ワークで少しずつ働くことも考えてる」
など、次のステップを話すことで安心材料を増やせます!
理想は、ふたりで考えること。
「どんな暮らしがしたい?」「どうやったら成り立つかな?」と、未来の話を一緒にしていく時間が、心の距離も縮めてくれますよ!
お金の不安を一緒に解消する
やっぱり、旦那さんが一番引っかかるのは「お金のこと」。
でも、そこは感覚じゃなくて数字で見えるようにしておけば、話はぐっとスムーズになります。
- 今の生活費はいくらかかっているのか?
- 貯金で何か月もつのか?
- 教育費や老後の準備は足りているのか?
これらを一緒に整理すれば、感情論ではなく現実的な対話ができるように!
「そんなの自分じゃ無理…」という方は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがおすすめです。
家計の見直しや将来のお金の見える化を、プロがサポートしてくれますよ。
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「辞めたい」と言う前に、「不安にさせてごめんね」「一緒に考えたいんだ」と伝えてみて。
あなたの本音も、旦那さんの不安も両方大切にできたとき、ふたりで納得できる未来がきっと見えてきますよ!
次の章では、お金の不安を数字で見える化する方法をご紹介します。
お金の不安を解消する3ステップ


「仕事を辞めたい」と思っても、心のどこかにずっと残るお金の不安。
その不安は、漠然としているから怖くなるんです。
だからこそ、「現状」と「将来」を数字で見えるようにするだけで、心がぐっと軽くなりますよ!
毎月どれくらい収入があれば安心できるかを数字で確認
まずは、今の暮らしをキープするには月いくら必要なのか?を計算してみましょう!
- 家賃または住宅ローン
- 食費
- 日用品費
- 光熱費
- 通信費
- 子どもにかかる費用
- 保険料
- 医療費
- レジャー費など
これらを全部洗い出すと、「私たち家族は月○万円で暮らしてるんだ」とわかってきます。
この金額が、旦那さんと安心して暮らすための最低限ライン。



ここが曖昧だと、「辞めてもやっていける!」と自信を持つのが難しくなるので、必ず把握しておきましょう!
教育費や老後のお金など将来の支出を洗い出す
次に、今は大丈夫でも、将来に備えが必要な出費も見ておきましょう!
- 子どもの進学(中学〜大学の学費)
- マイホーム購入やリフォーム
- 車の買い替え
- 自分たちの老後資金など
特に、教育費は大学まですべて公立だとしても、子ども1人800万円以上はかかるため要チェックです。(参照:日本政策金融公庫)
しかし、一般的な費用は調べればわかるものの、「自分の家庭に必要な金額」を考えるのって難しくないですか?



これで本当に大丈夫かな……と迷ってしまいますよね。
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将来に備える方法を考える
現状と将来の出費がわかったら、次は「じゃあ、どう備えていく?」というフェーズ。
以下のような対策方法がありますよ!
- 先取り貯金で積み立てる
- NISA・iDeCoなどの制度を活用して資産運用を始める
- 貯蓄型保険で確実に貯める
- 支出の見直しで固定費を削減する
- 在宅ワークや副業でプラスαの収入をつくる など
「え〜、そんなこと考えたこともなかった…」
「わが家はどれを選べばいいかわからない」
という方も大丈夫!
わからなくても、FP(ファイナンシャルプランナー)に無料相談すれば、あなたの家庭に合う方法をアドバイスしてくれます。
「でも、だったら保険の勧誘をされそう」
って思いますよね?



私もそう思っていました……。でも、中立的なアドバイスをしてくれるFPさんはいるんです!
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お金の話は、“見える化”して同じ数字を見ながら話すことが大事!
次は、「もしそれでも仕事を辞められないなら、どんな話し合いが必要か?」を見ていきましょう。
仕事を辞められないなら旦那と話すべきこと


お金の見通しを整理した結果、
「やっぱり今は辞められない…」
そうなったとしても、それが我慢の続行じゃつらすぎる!
ここでは、仕事を続けながらもモヤモヤしないために、夫婦で話しておきたい3つのことを紹介します。
家事・育児の分担を一緒に決める
共働き家庭にありがちなのが、「結局、家のことは全部私…」という構図。
でもちょっと待って!
あなたも働いているなら、それって不公平ではないですか?
- 子どもの朝の送り・夕方のお迎え、どっちがどの曜日担当?
- 洗濯・ゴミ出し・お風呂掃除など、分担できる家事は?
- ごはん作りや片付けの流れ、どう回す?
最初はぎこちなくても、家事リストにして見える化すると、負担感は激減するはず。



「家事をやってくれない…」とモヤモヤする前に、まずは決めてみるところから始めましょう!
お金に対する価値観をすり合わせる
仕事を辞めない理由が「収入の確保」だからこそ、お金の価値観ってすごく大事です!
夫は「とにかく貯金!」、自分は「家族の思い出にも使いたい!」など、ズレているとイライラのもとになることも。
- 毎月の生活費や貯金の目標
- 教育費やマイホームへの考え方
- どこにお金をかけたい?削りたい?
お互いの価値観をすり合わせておけば、「なんでそんなとこにお金使うの⁉」というケンカも減って、気持ちがラクになりますよ。
“理想のライフプラン”を夫婦で描いておく
仕事を続けるにしても、
「どうして続けるの?」
「将来どんな生活をしたいの?」
と意識しておくことがとても大事!
- 子どもが何歳のとき、どう働いていたい?
- 住まいはどうする?引っ越しは?
- 旅行・趣味・老後の暮らしって、どんな風に過ごしたい?
これがあると、「あと3年だけ頑張ろう」とか「将来はもっと自由な働き方に変えよう」といった“希望”が生まれて、今の負担にも意味を見出せるようになるはずです!
理想のライフプランを考えるには、お金の見通しも欠かせません。
働き方を変えたい今、同時にFP相談でお金についても向き合ってみませんか?
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【まとめ】反対を説得するには旦那の不安に寄り添うことが大事!


「仕事を辞めたい」「でも旦那が反対している」
この状況に、今は心がぐるぐると悩んでしまっていることでしょう。
あなたが本当に求めているのは、「仕事を辞めるかどうか」の答えではなく、「私のしんどさを理解して、受け止めてほしい」という気持ちなのかもしれません。
だからこそ大事なのは、旦那さんとぶつかることではなく寄り添うこと。
- 旦那が感じている不安に耳を傾けること
- 自分の想いを冷静に伝えること
- お金の見通しを一緒に整理して「大丈夫」をつくること
こうした一歩一歩が、パートナーシップの土台になっていきます。
そして、どうしても家計の不安がクリアにならないときは、お金のプロ=FP(ファイナンシャルプランナー)に頼ってみるのもアリ。
「数字が見えたら、安心して話ができた」
「第三者に入ってもらったらスムーズに話し合えた」
そんな声もたくさんあります。
\夫婦で納得できるこれからを一緒に見つけたいなら/


あなたの気持ちは、我慢しなくていいんです。
ちゃんと伝えてお互いを理解したうえで、「ふたりで決めた道」を歩いていきましょう。