小1の壁に備えて在宅勤務にチェンジ!私が選んだフリーランスという選択肢

「小1の壁に備えて、在宅勤務に切り替えたい」
「でもどうすれば、在宅勤務の仕事ができるんだろう?」

このように悩んでいませんか?

筆者も同じように悩んでいた過去があるので、その気持ちとてもよくわかります。

しかし、悩んでいるだけでは、現状は変えられませんよね。

この記事でわかること
  • 小1の壁対策で在宅勤務に切り替えた筆者の体験談
  • 小1の壁で在宅勤務に切り替えるメリット
  • 在宅勤務のデメリット
  • 在宅勤務の仕事に就く方法

本記事を読むことで、在宅勤務に切り替えるイメージができるはずです。

働き方を変えて子どもとの時間を増やしたいママは、ぜひ最後までお読みください!

この記事を書いた人

・30代前半・2児のママ

・小1の壁に備えてフリーランスのWEBライターに転身

・ファイナンシャルプランニング2級技能士

    目次

    小1の壁に備えて在宅勤務に切り替えた体験談

    「子どもが小学校に上がったら、家でおかえりを言ってあげたい」

    そう思った私は、正社員を辞めて在宅勤務ができるフリーランスという働き方を選びました。

    ここでは、私がフリーランスに転身した体験談をご紹介します!

    フリーランスを選んだ理由

    フリーランスを選んだ理由は、ずばり、「それしか選択肢がなかったから」です。

    記事の後半でも紹介しますが、在宅勤務で働こうと思うと、会社でリモートワークをするという方法もあるんですよね。

    しかし、私にはそれは難しいと感じました。なぜなら……

    • 現職は接客業なので、リモートワークに対応していない
    • 接客以外のスキルがなく、フルリモートの会社に転職は絶望的

    「だったら、在宅勤務ができるスキルを身につけるしかない」と思ったわけです。

    短時間で働ける、パート勤務もありじゃない?とはじめは思いました。

    でも、パート勤務はやろうと思えばいつでもできる。

    「在宅ワークに失敗したらパートで働けばいいじゃん。」と、自分で自分の背中を押したんです。

    そこからフリーランスになるという決意をし、在宅ワークのフリーランスとして働ける選択肢を探し始めました。

    在宅勤務として選んだ職種

    私が在宅勤務の仕事として選んだのは、WEBライターです。

    もともとパソコンや文章を書くことに苦手意識がなかったため、WEBライターを選びました。

    在宅ワークを選ぶ前には、ネットやSNSでとにかく情報収集。

    ほかにも、以下のような選択肢がありました。

    在宅ワークの選択肢
    • WEBデザイン
    • 動画編集
    • オンライン秘書・事務
    • SNS運用

    このなかで、情報が多く、自分に合いそうだと思ったのがWEBライターだったんです。

    WEBライターは、クライアントから依頼された記事を執筆して納品すれば、報酬を受け取れます。

    とにかく記事を書く練習をして、仕事を募集しているサイトから応募し、仕事を獲得していきました。

    在宅勤務に切り替えた時期

    正社員を辞めて在宅ワークに取りかかったのは、上の子が小学校に入る約1年半前

    早めの時期から動き始めました。

    というのも、フリーランスで希望する収入を得られる保証はないため、もし失敗した場合に軌道修正できる時間が必要だと思ったからです。

    加えて、そのころ正社員の仕事と家事・育児の両立が厳しいと感じていたことも理由のひとつ。

    みき

    正直、フルタイムで小1の壁を乗り越えるのは無理!とこのころから思っていました。

    在宅勤務の1日スケジュール

    正社員を辞め、在宅ワークを始めてからの私のスケジュールを紹介しますね。

    現在は子ども二人ともが保育園に通っているため、今のスケジュールはこちらです。

    時間予定
    7時30分起床
    8時~9時朝食・保育園の支度・家族を見送る
    9時~9時30分家事・ストレッチなど
    9時30分~12時30分仕事
    12時30分~13時昼食
    13時~17時仕事(途中に休憩をはさむ)
    17時~17時40分夕食づくり
    18時保育園にお迎え
    18時~19時夕食
    19時~19時30分子どもたちとお風呂
    19時30分~20時30分子どもたちとの時間過ごす
    20時30分~21時子どもたちが就寝
    21時~24時家事・仕事
    24時就寝

    通勤がないため、時間にゆとりがあり家事の負担をあまり感じないことがうれしいポイントです。

    そしてなにより、子どもとの時間もちゃんと確保できます。

    みき

    子どもが小学校に入学したら、午後の仕事時間を減らすつもりです。

    子どもの都合に合わせて柔軟に仕事時間をコントロールでき、誰にも迷惑をかけずに済むのでストレスも減りました。

    以前は、子どもの体調不良で早退するときの申し訳なさと、「また熱か……勘弁してくれ」と全力で子どもを心配してあげられない自分が嫌だったんですよね。

    今では子供を優先にしつつ、自分のスキルアップも諦めずに働けていることが本当にうれしいです。

    ここまで読んでくれたあなたは、在宅ワークのフリーランスが夢のような話に感じるかもしれません。

    しかし、フリーランスは収入が約束されておらず、会社で入れるような社会保険もないのでお金の不安がつきもの。

    確定申告もしないといけないし、税金・年金・健康保険料は自分で払わなければなりません。

    それでも、私は幸せになれています。

    そのためにやったことは、以下の記事でご紹介していますよ!

    小1の壁でワーママが直面する課題

    「小1の壁」とは、子どもが小学校に入学したとたん、それまで保育園で成り立っていた生活のバランスが一気に崩れる現象のこと。

    実際に多くのワーママが、小学校入学を機に「もう今の働き方は無理かも…」と壁にぶつかります。

    みき

    その原因は、単に「子どもの帰りが早くなる」だけじゃないんです。

    ここでは、多くのママが直面する3つのリアルな課題をご紹介します。

    学童に入所できない

    「とりあえず学童に預ければ大丈夫でしょ」と思っていたら要注意!

    文部科学省・こども家庭庁の発表によると、令和6年5月時点での学童の待機児童数は1.8万人

    前年(令和5年5月時点の1.6万人)より増加しているんです。(参照:文部科学省・こども家庭庁「放課後児童対策パッケージ2025」

    みき

    自治体によっては「定員オーバーで希望者全員は預かれない」「低学年優先だから1年生でも入れないことがある」なんて現実も。

    さらに夏休みなどの長期休暇には、「朝8時から夕方6時まで預かってもらえる」とはいえ、送迎やお弁当準備など親の負担も増えがちです。

    小学校は14時~15時半頃には終わるため、学童に入れなければ、小学校低学年のうちは誰かが家にいてあげたいですよね。

    子どものサポートが追いつかない

    小学校に上がると、子どもは毎日大量の情報と環境の変化にさらされます。

    これまで保育園では「連絡帳」や「先生の報告」があったのに、小学校になると子どもが自分で伝えなければいけません。

    でも、1年生の子どもがうまく伝えられないのは当たり前。

    • 「給食袋出してなかった」
    • 「宿題が終わっていないことに夜気づく」
    • 「明日の準備がまったくできていなかった」

    こんなプチパニックが毎日のように起きて、「帰ってから怒ってばかり…」と自己嫌悪に陥るママも少なくありません。

    さらに、精神面でのケアも必要です。

    「今日は楽しかった?」と聞いても、子どもは「ふつう」としか答えない日も。

    みき

    でもその裏で、友達とのトラブルや担任の先生との相性など、小さな不安を抱えている場合もあります。

    本当はもっとゆっくり向き合ってあげたいのに、時間が足りない。

    これが、ワーママが陥りやすい「ママの小1の壁」なんです。

    子どもが学校や学童を嫌がることも

    小1の子どもが突然、「学校行きたくない」「学童イヤだ」と言い出すことも珍しくありません。

    慣れない環境、集団生活のストレス、先生との相性、友達との関係…。

    大人にとっては「そんなの普通だよ」と思うことでも、子どもにとっては大問題です。

    みき

    「学校に行きたくない」と突然子どもが言い出したら、あなたはどうしますか?

    自宅で様子を見る?付き添い登校する?いずれにしても、職場には迷惑が掛かってしまいます。

    でも、子どもが不安定になるこの時期に、すぐそばで見守ってあげたいと感じるのは当然の感情です。

    子どもが学校や学童を嫌がるかどうかは予測できないため、どう転んでも大丈夫なように備えておけると安心ですよね。

    「小学校に入ったら、全力でサポートしてあげたい」
    「でも、今の働き方を失うのはもったいない気がする」

    その気持ち、よくわかります。

    もしそれでも、退職の背中を押してほしいなら、ぜひ以下の記事を読んでみてください。

    きっと、退職に向けて前向きな気持ちになれますよ。


    在宅勤務なら小1の壁も怖くない3つの理由

    「小1の壁に備えて、在宅勤務ができる働き方に変えたい」と思っているママは多いでしょう。

    在宅勤務という選択肢には、実はママにとってたくさんのメリットがあります!

    ここでは、「在宅勤務だからこそ乗り越えられる」3つの理由を紹介します。

    学童に入所しなくてよい

    在宅勤務なら、放課後に学童に通わせなくてもOK

    「今日は家でママが迎えてくれる」と子どもが安心できる環境を作れます。

    実際、学童に入りたくても入れない地域も多く、学童を嫌がる子どもも。

    みき

    そんなとき、自宅で迎えてあげられる働き方は、子どもにとってもママにとっても心強い選択肢です。

    子ども優先で仕事ができる

    子どもがサポートを求めているとき、すぐに対応してあげられるのが在宅勤務の最大のメリット。

    • 「ただいま!」の声にすぐ反応できる
    • 学校であったことをその日のうちに聞いてあげられる
    • 宿題や翌日の準備を一緒に見てあげられる
    みき

    これが一番、ママたちが求めていることではないでしょうか?

    子どもが不安定になりやすい小学1年生の時期。

    「少しでもそばにいてあげたい」という気持ちを大切にしながら、仕事と両立できますよ。

    通勤時間がないため時間の余裕がある

    朝のバタバタや、帰宅後にマッハで夕食・お風呂の準備から解放されるのが在宅勤務の魅力。

    朝に子どもとゆっくり朝食をとったり、夕方の宿題タイムに寄り添ったりと、時間の使い方が大きく変わります。

    みき

    通勤がないだけで、ママの心のゆとりもかなり増えますよ!

    ママの心にゆとりがあれば、子どもにもやさしくできるし、自分時間を作る余裕も生まれます。

    自分を大切にしたいママにとっても、在宅勤務はとてもおすすめな働き方です。

    在宅勤務にも落とし穴はある!デメリットも知っておこう

    「在宅勤務、サイコーじゃん!私もフリーランスになろう」と思った方は、ちょっとだけ待ってください。

    在宅勤務はメリットが多い反面、注意点もあります。

    ここでは「思ってたのと違った…」とならないために、在宅勤務のデメリットや注意点を4つご紹介します。

    オンとオフの切り替えが難しい

    仕事と家事・育児の境目が曖昧になりがちなのが在宅勤務。

    「仕事中に洗濯物が気になる」「気づいたらダラダラSNSを見てしまう」など、気持ちの切り替えが難しいことも。

    メリハリをつけるためには、ルールを設けるのがおすすめです。

    私は以下のようなルールを作っています。

    <例>在宅ワークのルール
    • 家事時間を決める
    • 仕事中はスマホを遠くに置いておく
    • 休憩は1時間に1回とる
    • 部屋を片付けてから仕事を始める
    みき

    人に見られていなくても、集中して仕事ができるよう工夫が必要です!

    自己管理ができないと仕事が回らない

    在宅勤務では、上司や同僚が近くにいないため、自分でタスクを管理する必要があります。

    「今日は何をやるべきか」「期限を守れているか」など、自己管理スキルが必須。

    みき

    タスク管理は、自分のやりやすい方法を見つけていきましょう!

    時間管理やスケジュールの見直しが苦手な人には、慣れるまで少し高いハードルがあるかもしれません。

    人とのコミュニケーションが減る

    在宅勤務は1人で仕事をする時間が長くなります。

    「誰とも話さず1日が終わる」「質問や相談がしづらい」など、孤独感を感じることも。

    こまめにチャットやZoomで連絡を取る、同じような在宅ママとつながる場を作るなど、意識的なコミュニケーションが必要です。

    みき

    反対に、1人で黙々と仕事をするのが好きな方には、向いていると思います!

    運動不足・体力不足になりやすい

    通勤がなくなって便利な一方で、体を動かす機会が減ってしまうというデメリットも。

    気づけば1日中家から出ていない…なんてこともよくあります。

    体調管理のためにも、

    • 朝散歩を取り入れる
    • ストレッチを習慣にする
    • 子どもと一緒に体を動かす

    といった工夫が必要です。

    在宅勤務は決して「ラク」な働き方ではなく、「自分で管理する自由な働き方」。

    そのことを理解したうえで、自分に合ったスタイルを見つけましょう!

    在宅勤務の仕事に就く方法

    「小1の壁を乗り越えるために在宅勤務をしたい!」と思っても、どうやって実現するのか具体的な道筋が見えないと行動に移せませんよね。

    ここでは、在宅勤務に切り替えるための3つの方法をご紹介します。

    今の仕事でリモートワークに切り替え

    まず最初に考えたいのが、今の職場で在宅勤務ができる可能性がないかを確認することです。

    コロナ禍をきっかけに、柔軟な働き方を導入している企業も増えています。

    今の職場で在宅勤務に変更するには
    • 業務内容の一部を在宅にできないか上司に相談する
    • 時短勤務や在宅勤務制度の有無を確認する
    • 子どもの事情を説明して交渉してみる

    「リモートワーク=全日出社ゼロ」ではなく、週2~3日のハイブリッド勤務でも、かなり負担が減ります。

    まずは「今の職場でもできる方法」を探ってみましょう。

    フルリモートの会社に転職

    今の会社では難しそう……という場合は、最初からフルリモートが前提の会社に転職するという選択肢も。

    最近は、IT系・WEB系を中心に、完全在宅で働ける職種が増えています。

    フルリモートで働ける職種
    • プログラマー
    • WEBマーケター
    • WEBデザイナー
    • WEBライター
    • オンライン秘書
    • 事務
    • オペレーター・カスタマーサポートなど

    転職サイトやエージェントで「フルリモート」「在宅OK」と検索すれば、意外と求人は豊富。

    子どもとの時間を守りながら働くには、環境が整っている会社を選ぶことが大前提です。

    在宅ワークのフリーランスに転身

    さらに自由度が高いのが、在宅フリーランスとして働く道です。

    「フリーランスなんて無理……」とはじめは思うかもしれませんが、フリーランス人口は2022年の時点で209万人もいるんです。(参照:総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」

    この先ずっと続けなければならないわけではなく、「子どもが小さいうちだけフリーランスで頑張る」と割り切れば少し勇気が出るかもしれません!

    フリーランスのメリット
    • 自分のペースで仕事ができる
    • やればやるだけ収入アップも可能
    • 仕事を自分で選べる

    一方で、収入が安定しないといったデメリットもあります。

    おすすめは、パートや副業からスタートして、徐々に独立を目指すこと

    「フリーランスなんて無理そう…」と思っている方でも、スキルを学んで少しずつ実績を積むことで、現実に変えているママもたくさんいますよ!

    しかし、どの選択をしたとしても、今の仕事を辞める前に必ず準備しておいてほしいことがあります。

    みき

    準備を怠ると、退職後に後悔してしまうかもしれません。

    「在宅勤務ができる仕事にチェンジしよう!」と思っているママに限らず、

    「フルタイムを続けられないかな……」
    「小1の壁にはパート勤務に切り替えて備えよう」

    こう思っているママも、まずは以下の記事を読んで、退職準備のステップを確認してみてくださいね。

    【まとめ】小1の壁を在宅勤務で乗り越えよう!今からできる準備とは

    小学校入学という新しいステージに立ったとき、多くのママが直面する「小1の壁」。

    小1の壁に伴う不安は、在宅勤務という働き方を選べば、ぐっと乗り越えやすくなります。

    ただし、在宅勤務にはデメリットもあるので、自分に合うスタイルを見極めることが大切です。

    そして、いきなり会社を辞めたり転職するのは不安……という方には、まず家計や将来の見通しを整理から始めるのがおすすめです。

    在宅勤務や転職を考える前に「家計整理×将来設計」の3ステップをまとめたこちらの記事もぜひご覧ください!

    \ なにから始めればいいかわからない……そんなあなたへ /

    小1の壁の不安を手放し、子どものそばで安心して働ける未来を、今日から少しずつ準備していきましょう。

    あなたらしい働き方を応援しています!

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    この記事を書いた人

    2級ファイナンシャルプランニング技能士。
    都内百貨店に10年間勤務し、小1の壁を意識してフリーランスに転身した2児のママ。
    現在は金融ライターとして活動中。
    当ブログではFP相談を通して、お金の不安があるママが自分らしく暮らすための方法を発信中。

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