小1の壁で退職して後悔したママの特徴とは?後悔しないために今すぐできる3つの備え

「退職したい。でも、後悔するかもしれない…」

子どもの小学校入学を前に、そう悩んでいるママは少なくありません。

  • 子どもにおかえりと言ってあげたい
  • 学童が子どもに合わず、寄り添ってあげたい
  • 毎日バタバタで、心も体も限界…

こんな状況なら、「退職したい」と思うのは自然なこと。

しかし一方で、退職した後に「やっぱり辞めなければよかった」と感じるママがいるのも事実です。

結論、退職前にしっかりと準備をしているママは、退職を後悔せず納得感を持って過ごせています

この記事では、小1の壁で退職したあとに後悔してしまったママの特徴や、後悔しないために今できる備えを詳しくご紹介します。

「辞める?続ける?」の2択に悩んでいるママは、ぜひ参考にしてください。

目次

小1の壁で退職して後悔したママの特徴

退職するかどうかを迷っているとき、

「辞めたら後悔するかも…」という不安がつきまといますよね。

実際に退職を選んだママのなかには、「思ってたのと違った…」と後悔する人も。

ここでは、後悔につながりやすいパターンを3つ紹介します。

想像より孤独だった

「子どものために」と思って退職し、いざ日中ひとりになると、想像以上に孤独を感じてしまうことがあります。

特に、子どもが学校に行っている時間は、自分だけがぽっかりと取り残されたような感覚に。

みき

ママ友と深い付き合いがあるわけでもなく、社会とのつながりが一気に途切れてしまった…という声も少なくありません。

仕事を辞める=忙しさから解放される

だけではなく、「社会との接点がなくなる」という現実にも目を向けておくことが大切です。

再就職が予想以上に難しかった

「子どもが手を離れたら、また働けばいいや」と思って退職するのは、少し危険かもしれません。

実際には、年齢やブランクの影響で希望通りの職種に就けないママもたくさんいます。

  • 求人が少ない
  • 生活スタイルが想像と異なり、フルタイム勤務が難しい
  • キャリアを一から築き直す必要がある

などの問題点があり、辞めるのは簡単だけど、戻るのは難しいというリアルがあります。

みき

今の職場が辛いというわけではないなら、退職する前に勤務時間を調整できる選択肢がないかも検討してみてください。

収入の減少がメンタルに響いた

退職しても数ヶ月後に押し寄せるのが、収入がないことによる不安です。

  • 家計に貢献していない自分に罪悪感を感じる
  • 欲しいものを我慢する生活が続く
  • 教育費や子供が成長してからの生活費が足りるか心配

このように、気持ちに余裕がなくなると、「なんで辞めたんだろう」と自問自答することに

そうなる前に、「辞めたら収入はどう変わるのか?」「いつまで生活できるのか?」など、数字で未来を見える化しておくことが大切です。

「辞めなかったほうがよかった?」…そうとは限らない理由

退職後に「やっぱり辞めなきゃよかったかも」と感じることは、誰にでも起こりうること。

でも、「後悔=退職が間違い」というわけではありません。

退職したからこそ見えてくる大切なことも、実はたくさんあります。

たとえば、

  • 子どもとじっくり向き合える時間が増えた
  • 生活リズムが整い、家族が穏やかに過ごせるようになった
  • 忙しい日々では気づけなかった「自分の価値観」や「本当に大切にしたいもの」が見えた

という声もよく聞かれます。

みき

収入が減ること以上に、今しかない家族との時間を増やせることに退職の価値があるかもしれません。

そして、後悔するかどうかを分ける最大のポイントは、「準備の有無」

お金のこと、働き方のこと、暮らし方のこと——

それらをなんとなくではなく、具体的に整理できているかが、納得できる選択への分かれ道です。

退職で後悔しないために今からできる3つの備え

「辞めたらどうなるんだろう…?」と不安になるのは、見えない未来があるから。

今からできる備えをしておくだけで、退職するかどうかにかかわらず、心の余裕がぐっと変わります。

ここでは、特に効果的な3つの備えをご紹介します。

1人の時間・外とのつながりをあらかじめ用意しておく

退職後に陥りやすいのが「孤独感」。

毎日話す人が家族だけ、SNSばかり見る日々…となると、気分がふさぎがちになります。

みき

だからこそ、外の世界とのつながりは、事前に準備しておくのがおすすめです!

  • オンライン講座や習い事で人との繋がりをつくる
  • 同じ立場のママとつながれるコミュニティに入っておく
  • ボランティアや地域活動など、社会との接点を持つ

「家庭以外にも自分の居場所がある」って、それだけで心がとっても軽くなりますよ。

夫婦で「働き方・役割」の未来も話しておく

退職は、あなただけでなく家族全体の生活に影響を与える大きな出来事。

だからこそ、パートナーと一緒に働き方や家庭での役割を考えておくことが大切です。

  • 収入が減ったぶん、どう家計を分担する?
  • 家事や育児の負担をどう見直す?
  • パートナーの働き方や転職の可能性は?

正解がなくても、話し合っておくことで、「退職したからって私ばかりが背負ってる」という孤独感を防げます

再就職のシナリオを描いておく

退職してもまた働きたいと考えている方は、退職後は「次のステップに向けた準備期間」として考えてみましょう。

  • 扶養内で働ける時短やパート
  • 在宅ワークに挑戦
  • 資格取得やスキルアップのための学習期間

どんな選択肢があるかを調べて決めておくと、辞めたあとの不安がぐっと減ります。

みき

筆者の場合は、「在宅でできる業務委託の仕事で、半年後までに○○万円稼げなかったらパートで働く」と、期間や目標を決めてから退職しました。

理想の暮らし方と同時に、次の働き方も描いておきましょう!

「お金の見通し」を数字で把握する

退職後の不安の多くは、お金が足りるかわからないことから生まれます。

しかし、「見えないから怖い」だけで、実際は十分備えられているケースも。

たとえば、

  • 今の貯金で何ヶ月生活できるか
  • 子ども1人あたりにかかる教育費と、その準備状況
  • 万が一のときの保障は十分か

こうした項目をひとつひとつ整理することで、「漠然とした不安」が「行動できる課題」に変わりますよ。

数字が苦手…というママには、無料で家計相談できるFP相談サービスの活用がおすすめ。

みき

FP(ファイナンシャルプランナー)に家計診断してもらえて、教育費の貯め方や保険の見直しもできるサービスです!

とはいえ、「FP相談って具体的になにができるの?」と疑問に思う方が多いはず。

以下の記事ではFP相談でできることや、働き方・暮らし方を決める際の活用術を紹介しています。

「FP相談、気になる~!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

実際にFP相談してみたら、モヤモヤした不安が解消された!

お金の見通しを立てずに、退職してしまった筆者。

不安はあるけど、誰にどう相談していいかわからない。

そんなときに筆者が出会ったのが、無料のFP相談でした。

みき

「保険を売られたらイヤだな…」と警戒していたものの、中立的な立場で相談できるFPさんと出会い、想像以上に心がラクになったんです。

相談では、

  • 今の貯金や収入で、生活費は困らないか
  • 子どもの教育費は十分準備できそうか
  • 保険や支出のムダはないか
  • 住宅を購入しても返済していけそうか
  • 老後資金は問題なさそうか

などをすべて数字で見える化してくれました。

これまで「なんとなく不安」でフリーズしていた心が、「こうすれば大丈夫かも!」と、前に進める感覚に変わったのです。

とはいえ、

「やっぱり保険の押し売りをされたくない…」
「信頼できるFPさんやFP相談サービスはどうやって見つければいい?」

と思う方も多いはず。

FPさんやFP相談サービスの賢い見分け方を知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね!

【まとめ】退職して後悔するかは、選ぶ前の準備で決まる!

「退職して後悔したらどうしよう…」

と不安なママさんのその気持ち、とてもよくわかります。

しかし、後悔するかどうかは、辞めたあとではなく辞める前の準備でほぼ決まっています

  • 生活費・教育費の見通し
  • 夫婦での役割分担の確認
  • 働き方の選択肢の整理
  • 一人の時間や社会とのつながりの確保

このあたりをしっかり整えておくことで、「辞めても大丈夫」と思える根拠ある安心を持てます。

今、あなたが感じている不安は、「あなたが真剣に家族と自分の未来を考えている証拠」。

その不安、ひとりで抱えず、信頼できるお金のプロに相談してみませんか?

不安な気持ちを見える化して、納得できる選択をするための準備手順は以下の記事にまとめています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2級ファイナンシャルプランニング技能士。
都内百貨店に10年間勤務し、小1の壁を意識してフリーランスに転身した2児のママ。
現在は金融ライターとして活動中。
当ブログではFP相談を通して、お金の不安があるママが自分らしく暮らすための方法を発信中。

目次