「退職したい。でも、この選択って本当に正しいのかな?」
仕事・家事・育児に追われながら、ふと立ち止まったとき、そんなふうに迷ってしまうことってありませんか?
私も30代前半で、10年続けた仕事を辞める決断をしました。
もちろん不安はありましたが、今では「この選択をして本当によかった」と心から思えています。
この記事では、退職しても後悔せず、幸せになれた理由や、不安を乗り越えるために整えたことを、リアルな体験とともにお伝えします。
あなたが「自分らしい人生」を選ぶためのヒントになるはずなので、ぜひ最後までお読みください!
30代ワーママが退職して幸せになれた理由

30代前半で、10年勤めたアパレルメーカーを退職した私。
退職して幸せかどうかは、「その後の暮らしが自分に合っているか」に尽きると実感しています。
私は正社員を辞めて、不安もたくさんありました。
でも、少しずつ生活が整っていくなかで、「今、心から幸せだな」と思える瞬間が増えていったのです。
ここでは、そんな私が実感した「幸せになれた理由」を、リアルにお話ししていきますね。
家族との時間をゆっくり過ごせるように
退職していちばん良かったと思うのは、「時間」に追われなくなったこと。
朝のバタバタが落ち着いて、子どもに「行ってらっしゃい」を笑顔で言える日が増えました。
以前は、夕方の保育園のお迎えギリギリで、帰宅してからもご飯・お風呂・寝かしつけでヘトヘト…。

でも今は、お迎えの前に夕飯の下ごしらえもできて、子どもとゆっくり「今日なにしたの〜?」って話せるようになったんです!
家族の時間って、何か特別なイベントが必要なわけではなく、一緒にごはんを食べたり、おしゃべりする時間の積み重ね。
そんな時間がちゃんと持てるようになって、「ああ、これが幸せかも」って思いました。
体力的にラクになった
退職してから、体がラクになった分、心も軽くなった気がしています。
正社員で働いていた頃は、朝6時起きてから、17時に退勤しダッシュでお迎え。
帰宅後は家事・育児に追われ、寝かしつけ後にまた家事……と、常にフル稼働でした。



休みの日は「回復のための日」になっていて、家族でお出かけする余裕なんてゼロだったのです…。
でも今は、完全在宅で仕事をし、仕事の合間に家事を済ませています。
通勤がないだけで体力に余裕ができて、週末に家族で遊びに行くのも苦じゃなくなりました。
体がラクになると、「もう限界…」っていう思考から、「今日は何しようかな?」って、ワクワク過ごせることが本当に幸せです。
仕事のストレスがなくなった
働くことは好きでした。
でも、正社員での働き方が「今の私」には合ってなかったんだと、退職してはじめて気づきました。



毎日、「子どもが熱出したらどうしよう」「急に休んだら迷惑だよな…」って、心のどこかでビクビクしてたし、職場では「子どもがいるからって甘えちゃだめ」って、いつも気を張っていたのです。
でも今は、自分のペースでできる在宅の仕事に切り替えたので、急な体調不良にも対応できる。
誰にも迷惑をかけずに仕事を調整できる。
「仕事が生活を支配してた日々」から、「生活のなかに仕事がある日々」へ。
そんなバランスに変わっただけで、ストレスがぐっと減って、気持ちに余白が生まれました。
自分の時間を確保できるようになった
「子どもと仕事の間に、自分はどこ…?」
そんなふうに感じていた頃と比べると、今は「自分がちゃんとここにいる」と思えるようになりました。



退職後は、お昼にゆっくりと好きなものを食べる、夜に好きなドラマを観る、そんな自分時間を少しずつ確保できるように。
誰かのためじゃなく、自分のために時間を使えると、「私って今、ちゃんと自分を大切にできてる」って感じられるんですよね。
お金をかけることじゃなくて、「この時間は自分にあげる」って決めることが、心の余裕につながっている気がします。
新しいキャリアを築くきっかけになった
退職は「キャリアを諦めること」ではなく、「キャリアを見直すチャンス」だと思うのです。
私は、在宅でできる働き方を探すなかで、ライターのお仕事に出会いました。



最初は「本当にできるかな?」と不安だったけど、やってみたらとても楽しくて、「自分にもこんな働き方ができるんだ!」と発見。
しかも、SNSで同じような働き方をしてるママたちとつながれたり、「あなたの記事を読んで元気出ました!」って言われたりすると、「誰かの役に立ててるんだ」って実感もあって。
会社のキャリアじゃなくても、いつだって自分次第自分らしいキャリアは築けるって、本当に実感しています。
【私の選択】退職後に見つけた自分らしい生き方と働き方


「自分の人生、このままでいいのかな…?」
そんなモヤモヤをずっと抱えていた私が、思い切って退職を選び、そこからようやく「自分らしさ」を取り戻していくまでの道のり。
ここでは、退職をきっかけに変わった私の「生き方」と「働き方」の話を紹介します。
自分の「好き」を取り戻す生き方
ママになり、仕事に復帰してワーママになり……
気づけば、自分の好きなものを忘れて生きていたなって思います。
朝の準備は戦争、お迎え前は時計とのにらめっこ、週末は体力ゼロ…。
「もっと笑って子どもと過ごしたい」って思っていたのに、現実はイライラが募るばかりでした。
でも退職して、朝ゆっくりコーヒーを飲めたり、子どもと寄り道できたりするようになると、心にスッと余白ができたんです。



心に余白ができると、昔好きだった音楽を聴いたり、ゆっくり読書したり、「そうそう、私こういう時間が好きだったんだ」って、忘れていた自分にまた出会えました!
今では、子どもに優しくできることがうれしいし、「今日はいい1日だったな」って思える日が増えました。
「我慢していつか幸せになる」より、「今を大切にしながら生きる」ことを選んでよかったと、心から思っています。
新しいキャリアを築く働き方
退職する前は、「今さら新しいことなんてできるのかな…」という不安もありました。
でも、「30代の今ならまだ間に合う。むしろ、挑戦するなら今しかない!」って、心が動いたのです。
私は、もともと文章を書くのが好きだったので、WEBライターに挑戦することにしました。



「最初の半年で月収○万円を稼げなかったらパートに切り替える」と決めて、とにかく集中!
ありがたいことにお仕事が安定してきて、半年後には開業届を提出。
フリーランスとして、自分で働き方を選ぶ人生が始まりました。
もちろんフリーランスは収入が安定しない不安はあります。
しかし、
- あらかじめ貯金を準備していたこと
- 無料のFP相談でお金の見通しを数字で整理できたこと
この2点が、フリーランスでも安心して働けている理由。
今では、「働く=我慢」じゃなく、「自分らしい働き方」で家族と自分の暮らしを守れるって、誇りを持っていえます。



働き方を変えるって、収入や将来のお金の不安とセットになりがち。
でも私は、FP相談で家計と人生をまるごと見える化したことで、安心してチャレンジできました。
もし、「今の働き方にモヤモヤしてるけど、お金が心配…」という方がいたら、以下の記事をぜひ読んでみてください!


「退職したい。でも不安…」30代ワーママが感じるリアルな葛藤とは?


「この働き方、もう限界かも」
そう感じながらも、退職に踏み出せない30代のワーママは少なくありません。
それは甘えや逃げではなく、リアルな葛藤がそこにあるから。
ここでは、実際によくある2つの不安について紹介します。
社会との繋がりがなくなることへの恐れ
「仕事を辞めたら、急に誰とも話さなくなるんじゃないか……」
そんな孤独感への不安は、多くのママが感じているリアルな悩みです。
でも、それだけじゃないんですよね。
本当に怖いのは、「私って、もう誰の役にも立てないかも…」と感じてしまうこと。



それもそのはず。
私たちってこれまでずっと、「役に立つこと」や「成果を出すこと」で自分の価値を測ってきたんです。
評価されたり、感謝されたり、「仕事」を通じて自分の存在意義を感じていた人も多いはず。
だからこそ、退職によって社会的な役割をひとつ手放すことに、「価値がなくなってしまうかもしれない」という不安が生まれるのは自然なことです。
家庭での役割ももちろん尊い。
でも、それだけで本当に自分が満たされるかどうかは、やってみないとわからないからこそ、怖いんですよね。
収入が減り家計が成り立たなくなるかもしれない不安
「退職したら、家計どうなるんだろう?」
一番現実的で、一番大きいのがこの不安です。
特に30代は、住宅ローン・子どもの教育費・老後資金の準備…
これからお金がかかる時期だからこそ、「いま辞めて本当に大丈夫?」と心配になりますよね。
でも実は、不安の多くは見えないからこそ生まれていることがほとんど。
- 退職後の収入で家計がカツカツにならない?
- 教育費は今の貯蓄ペースでしっかり準備できる?
- 今を楽しむためにお金を使えなくなる?
こうした不安は、数字を一度整理して「見える化」してみましょう。
思っていたより余裕があることや、逆に見直すべきところが見えてきます。
私も実際、退職してフリーランスになり、家計を丸ごと見直すためにFP相談を活用しました。
「保険を押し売りされそう…」という不安もありましたが、中立的に家計や将来設計をサポートしてくれるFPさんに出会えたことで、数字で「安心材料」を持てるようになりました。
【失敗しない退職の準備】30代ワーママが退職前にやるべきこと


退職してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、辞める前の準備がとても大切。
ここでは、私自身の経験をもとに、「辞める前にやっておけばよかった!」と心から感じた3つのポイントをお伝えします。
退職後の生活を想定しておく
仕事を辞めたあとの自分が、どんな毎日を送るのか。
生活をリアルに描いておくことで、「辞める」という選択が不安から希望に変わります。
たとえば…
- 朝は何時に起きて何をする?
- 子どもとどんな時間を過ごしたい?
- どのくらいの時間を家事・自分の時間・働く時間に使いたい?
仕事に復帰するタイミングを考えておく
辞める前に、次に働くタイミングをざっくり決めておくだけで、心の安定感がグッと変わります。
一例として、
- 子どもが小学校に慣れたらまた働きたい
- 一定期間は家族との時間を優先し、10年後には社会復帰したい
- 自宅でできる仕事を今から少しずつ準備しておく
こんなふうに、自分のペースで「次の働き方」を考えておくことが、将来の選択肢を広げてくれます!
収入が減っても生活できるように家計を整える
退職後の一番の不安はやっぱり「お金」。
だからこそ、今のうちに「いくらあれば暮らせるのか」「どこを見直せるか」を整理しておくことが大切です。
私は家計簿アプリで家計簿を把握していたので、すぐにFP(ファイナンシャルプランナー)さんに無料相談してライフプランを作成してもらいました。



ライフプランとは、いつ・なにに・いくらお金がかかるかや貯蓄額がどれくらいになっているかをシミュレーションできるもの。
言わば、「お金の未来マップ」です!
必要な保障や教育費の準備まで一気に整ったことで、「このペースなら大丈夫!」という安心感が得られましたよ。
FP相談に興味があるけど「無料相談ってなんか怪しい……」と不安なママも多いでしょう。
しかし、あなたに合う相談先を選べば、お金の不安を解消できるとてもよいサービスです。
信頼できる相談先を選ぶコツ、気になりますよね?
そんなあなたに読んでほしいのがこちらの記事です!


「誰に相談するか」で安心感は大きく変わりますよ◎
退職後の家計はどうなっていたらベスト?


退職を考えるときに、やっぱり不安なのが「お金」のこと。
特に、子どもがいると「生活費や教育費は大丈夫かな?」という心配はつきものですよね。
しかし、安心して辞められる家計の条件をあらかじめ整えておけば、不安はぐっと小さくできますよ。
ここでは、「これが整っていれば大丈夫!」という3つのポイントを紹介します。
毎月の収入で安心して生活できる
退職後は、収入が減ることが多いからこそ、以下のような、「生活費をどうカバーするか?」の計画が大事です。
- 在宅ワークや扶養内パートで月5万〜10万円をカバーする
- 失業手当や育児休業給付金を活用する
- 貯金を切り崩す期間を明確にする
「収入が減る=即ピンチ」ではなく、どう補うかを決めておくことが安心への近道です。



「毎月これだけ入れば生活は成り立つ」と分かっていると、心が軽くなりますよ!
万が一のときに最低限の保障がある
たとえばパートナーが病気やケガで働けなくなったとき、自分に収入がないと「どうしよう…」と一気に不安が押し寄せてきます。
でも、最低限の備えがあれば安心です。
- 収入保障保険や医療保険が機能しているか
- 自分自身にも最低限の保障があるか
- 急な出費に備えて生活費3〜6ヶ月分の貯金があるか
このあたりを退職前に整えておくことで、「何かあっても大丈夫」という安心感が得られますよ。
子どもの教育費を準備できる見通しが立っている
教育費って「なんとなく不安」で終わらせがちですが、見える化してみると意外と冷静に対処できるんです。
- 小学校〜大学までにどのくらいかかるか
- 何年後までにいくら貯めればいいか
- NISAや学資保険などの活用方法



私はFPさんと一緒に、子どもが大学に入るまでの教育費をライフプランでシミュレーションしてもらいました。
「このペースで積み立てればOK」と分かるだけで、教育費への不安がほぼゼロに!
今では安心して新しいキャリアを築けているのは、以下のステップに沿って準備したから。
「どう整えればいいの?」と思った方は、今すぐチェックしてみてくださいね!


ひとつずつ整えていけば、未来はちゃんと安心に変えられますよ!
【まとめ】ワーママが退職して幸せになるには事前準備が必須


「退職したい。でも、この選択で本当にいいのかな?」
そんなふうに迷っているママこそ、退職後どう暮らすか・どう備えるかをじっくりと考えてみてください。
- 毎月の収支に見通しがある
- 最低限の保障やお金の準備が整っている
- 自分らしい生き方・働き方が描けている
これらを事前に整えておくだけで、不安はぐっと小さくなります。
「じゃあ具体的にどう備えればいいの?」と思った方は、こちらの記事で、今すぐ始められる準備方法をチェックしてみてください!


さらに、「退職したいけど不安…」というママに向けて、準備のステップをまとめたガイドもあります!
無理なく一歩を踏み出すためのヒントがきっと見つかるはずです。


退職して理想の暮らしを叶え、幸せに暮らせるママが増えますように。