「家事・育児と仕事の両立がつらくて、もう限界……」
「でも、今仕事を辞めたらもったいないのかな?」
毎日を全力でこなすワーキングマザーこそ、そんなふうに辞めどきを考えたことがあるのではないでしょうか。
子どもとの時間やひとり時間が取れないと、なんのために働いているのかわからなくなてしまいますよね。
しかし、感情のままに辞めてしまうと、あとから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するかもしれません。
大切なのは、辞める前の準備です。
- ワーキングマザーの辞めどき
- 辞める前に考えておくべきこと
- 辞める前に家計を整える3STEP
- ワーキングマザーを辞めた筆者が幸せになるまでの体験談
これらを、家庭と仕事のバランスで悩み退職した、筆者の実体験ベースでお伝えします。
心が軽くなって、「自分らしい選択」に向かって進めるようになるはずですので、ぜひ最後までご覧ください!
ワーキングマザーの辞めどきはいつ?

「今の働き方、このままでいいのかな…」
毎日忙しく、心に余裕が持てなくなってきたとき、ふと頭をよぎる「仕事、辞めたいかも」という気持ち。
でも、簡単に決断できないのが現実ですよね。
ここでは、実際に多くのママたちが「辞めどきかも」と感じたタイミングを5つご紹介します。
家事・育児と仕事の両立が限界だと感じたとき
家庭での役割に加えて、仕事の疲れも重なり限界を感じているなら、辞めどきのサインです。
「朝の支度と寝かしつけだけで、今日も終わっちゃった」
朝は子どもを急かして保育園へ、仕事を終えたら買い物・夕飯・お風呂・寝かしつけ。
毎日がまるで戦場のようで、「もう限界…」と涙が出る日もありますよね。

私は子どもの寝かしつけと同時に寝落ちしてしまい、翌日の荒れ果てた部屋を見て泣いてしまったことがあります……。
心身ともに限界を感じたときは、立ち止まって「この働き方、本当に続けられる?」と自分に問いかけてみてください。
「続けることが正解」じゃない時もある。
自分と家族を守るための選択をしてもいいんです。
子どもとの時間をもっと大切にしたくなったとき
子どもとの時間が取れていないと感じているなら、今ワーキングマザーを辞めないと後悔するかもしれません。
「本当はもっとゆっくり一緒にごはんを食べたい」
「帰ってきてすぐ寝かしつけじゃなくて、絵本を読んで笑いたい」
そんな風に思う瞬間、ありませんか?
忙しさに追われる日々のなかで、「このままでいいのかな?」という気持ちがふくらんだら、それが辞めどきのサインです。
仕事は待ってくれても、子どもの成長は待ってくれません。



家族の時間を最優先にしたい気持ちも、大切にしていいんです。
子どもがいることでキャリアアップの道が閉ざされたと感じたとき
出産や育児を理由に、本来のキャリアパスから外れてしまったと感じたなら、今の職場にしがみつく必要はありません。
なぜなら、今の職場ではあなたの大事な時間を、スキルやキャリアアップのために使えないからです。
本当は挑戦したかった仕事、引き受けたかったポジション。
でも、「小さい子どもがいるから」とあきらめざるを得ない場合、はとても悔しい気持ちになるでしょう。
反対に、重要なポジションについても、子どもがいるからと信用してもらえないことも珍しくありません。



私は以前、時短勤務で店長になった経験がありますが、取引先に嫌味を言われたこともありました。
もし、今の環境ではキャリアが築けないと感じているなら、別の選択肢を考えてもいいタイミングです。
自分の価値を発揮できる場所は、必ずあります。
職場の理解が得られず孤独を感じているとき
「子どもがいるから融通が利かない」
「○○さんが早退するせいで自分にしわ寄せがくる」
とても悲しいですが、ワーキングマザーは職場の人にこのように言われることもありますよね。
サポートがない環境でがんばり続けるのは、本当に苦しいこと。



直接は言われなくても、なんとなく感じ取ってしまう空気感ってありますよね……。
しかし、一番大事なのは家族やあなたの、心の健康や笑顔なんです。
あなたが心を壊してしまったら、一番大切な家族を守れません。
誰にも相談できず、孤独を感じてしまったときも、辞めどきを考えるタイミングですよ。
収入が下がっても生活できると思えたとき
仕事を辞めたくても、やっぱり気になるのは「お金」のことですよね。
でも、「貯金をある程度準備できた」「家計を見直して支出を抑えられるようになった」など、経済的な不安が和らいだときは、大きな一歩を踏み出すタイミング。
お金の不安がなければ、あなたが本当に望む暮らしやキャリアをゆっくりと考える余裕ができます。



収入が下がったら困る状態だと、結局後悔して急いでほかの仕事を探す必要が……。
ワーキングマザーを辞めるなら、一度自分の人生設計も見直せると、幸せな暮らしにグッと近づきますよ。
子どもとの時間もキャリアも諦めたくないなら、まずはお金の不安を解消しましょう!
あなたはワーママの辞めどきサインに、いくつ当てはまりましたか?
ひとつでも当てはまっていたら、自分の気持ちに蓋をしている証拠です。
今の仕事を辞めて、今後どう過ごすかを考えてみるとよいかもしれません!
ワーキングマザーを辞める前に考えるべき3つのこと


「今の仕事を辞めたい……」
そう思っていても、勢いだけで退職を決めてしまうのはちょっと待って。
本当に後悔のない選択をするためには、タイミングと準備がとても大切です。
ここでは、後悔のない選択にするために、辞める前に考えておきたい3つの視点をご紹介します。
仕事を辞めたあと、どんな暮らしがしたいのか
「もっと子どもと一緒にいたい」
「時間に追われず、心にゆとりのある毎日を送りたい」
その気持ち、とても大切です。
では、あなたが本当に求めている暮らしとは、どんなものですか?
たとえば、以下のように具体的に考えてみてください。
- 小学校から帰宅した子どもに「おかえり」を言ってあげたい
- 毎朝バタバタせずに子どもと朝食を囲む
- 休日は家族そろって過ごし、レジャーを楽しむ体力を週末まで残しておきたい
- 週に1日は、自分の趣味やリラックスタイムを持つ



退職の軸がしっかりしていなければ、ほかの仕事を始めても今と同じような悩みをまた繰り返すかもしれません。
まずは、「こんな風に暮らしたい」を紙に書き出してみましょう。
その想いが、次に進む原動力になりますよ。
これからのキャリアをどう築いていくのか
「どんな働き方なら、わたしは無理なく続けられるかな?」
と自分に問いかけてみてください。
今は「正社員でずっと働き続ける」だけがキャリアの形ではありません。
- 子育てが落ち着いたら再就職する
- 在宅でスキルを活かした働き方に挑戦する
- パート勤務で仕事時間のバランスを取る
など、柔軟なキャリア設計ができる時代です。
キャリアはいったん止まっても、何度でも作り直せます。



理想の暮らしとのバランスを考えながら、じっくり次のキャリアを思い描いてみてください!
生活費と将来のお金の不安をどうやってクリアにするのか
どんなに「辞めたい!」と思っても、お金の不安があると踏み出せませんよね。
生活費や将来のお金を備えられているのかわからないと、退職後に後悔する可能性が高いでしょう。
- 今の生活に最低限いくら必要か
- 将来、教育費や老後にどれくらいお金がかかるか
- いま貯金がどれだけあって、どれくらい備えができているか
このあたりをしっかり整理すると、「辞めてもやっていける!」という自信につながります。
家計を整えるための3STEPは、次の章でわかりやすく紹介しています。
また、「自分だけでお金の計算なんてムリ…」と感じたら、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのもおすすめ。
「FP相談ってなに?」
「保険を検討している人がするものでしょ?」
と思っている方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください!


ワーキングマザーを辞める前に!家計を整える3STEP


「もう仕事、辞めたい…」
その気持ち、すごくわかります。
でも、いきなり辞めてしまう前に、お金の見通しを立てておくことがとても大切です。
ここでは、ワーママが安心して次の一歩を踏み出すための「家計を整える3つのステップ」をご紹介します!
STEP1|毎月の収入が最低限いくら必要かを把握
まず最初にやるべきことは、「今の生活に、いくらお金がかかっているか?」を知ること。
- 家賃や住宅ローン(住宅費)
- 光熱費や通信費(住宅費以外の固定費)
- 食費や日用品(生活に必要な費用)
- 保育料・習いごと代(子どもにかかる費用)
- 保険料や税金(特別費)
これらを洗い出してみると、意外とムダな出費や意識してなかった支出に気づけることがあります。
Excelでも、手書きでも家計簿アプリでもOK。完璧でなくて大丈夫。



「最低限これだけあれば生活できる」という金額がわかると、辞めるタイミングや次の働き方を考える材料になりますよ!
STEP2|将来に必要なお金を見える化
「毎月の生活費は大丈夫そう…でも、教育費とか老後資金は大丈夫?」
そんな不安もありますよね。
そこで役立つのが、ライフプラン表です。
- 子どもが大学に進学するタイミング
- 住宅のリフォームや車の買い替え
- 自分たちの老後の生活費や年金額
こうした将来のお金の動きを時系列で見える化することで、赤字になりそうな時期や、準備しておくべき金額がクリアになります。
「今辞めても大丈夫?」
「あと2年働いた方が安心かも?」
といった判断も、感情ではなく数字でできるようになりますよ。
面倒そうに見えますが、実はテンプレートを使えば自作も可能。
難しいと感じたら、FP相談を活用するのがおすすめです!



実際に私が自作してみた方法や感想は、以下の記事で紹介しています◎


STEP3|退職後の働き方・暮らし方を決断
「このくらいの収入が必要で、貯金も○円ある。子どもにかかるお金はこれくらい」
ここまで見えてきたら、いよいよ「これからどう働くか?」を決めるステップです!
選択肢はいろいろあります。
- 扶養内でパートに切り替える
- 在宅ワークで子どものそばで働く
- 数年間は専業主婦としてリフレッシュし、再就職を目指す
「理想の暮らし」に合わせて、あなたらしい選択をすればいいんです。
しかし、必要なお金や貯金の持ちこたえられる期間がわからないままだと、働き方を選びきれずにモヤモヤが続いてしまいます…。



安心して決断するためにも、数字で「大丈夫!」と思えることが最大の武器!
「自分で家計の整理はちょっハードルが高い……」
「でも、FP相談は保険を勧誘されそうで怖い」
そんなあなたのために、どうすれば中立的なFPに家計を相談できるのかまとめました!
FP相談が気になるけど、なんとなく抵抗がある方はぜひ確認してくださいね。


辞めない選択肢もあり!ワーキングマザーのための働き方4選


「ワーキングマザーを辞めたい気持ちはある。でも、辞めたあとが不安で決断できない……」
そんなときは、「いきなり辞める」以外の選択肢も検討してみませんか?
仕事から完全に離れなくても、働き方を見直すだけで心と時間にゆとりが生まれることもあります。
ここでは、ワーママが無理なく続けやすい、4つの働き方をご紹介します!
時短勤務でキャリアや正社員の肩書きは残す
「いずれフルタイムに戻りたい」「キャリアを手放したくない」
そんな方には、時短正社員という働き方がおすすめ。
- 勤務時間を6時間などに短縮できる
- 社会保険・ボーナス・福利厚生などは正社員と同じ
- キャリアが中断されにくい
会社によっては、子どもが小学生になるまで時短勤務が可能なケースもあります。



育児との両立を優先しつつ、「将来の自分」にも備えられる選択です!
パート勤務でゆとり時間を手に入れる
「毎日子どもの笑顔をちゃんと見たい」
「夕方の時間に余裕がほしい」
そんなママには、パート勤務という選択肢も。
- 週3日・1日4時間など、家庭に合わせたシフトが可能
- 扶養内で働けば、税金や保険の負担も最小限
- 子どもの成長に合わせて働き方を調整しやすい
特に保育園・小学校の間だけ働きたいママには、心強い働き方です。
「自分の時間も、子どもとの時間も大切にしたい」
そんな願いを叶えてくれるのが、パート勤務の良さです!
在宅ワークで通勤なしの働き方も
「もっと子どものそばで働けたら……」
そう思うママに人気なのが、在宅ワーク(フリーランス・業務委託など)。
- 通勤時間ゼロで、家事・育児の合間に仕事ができる
- ライティング・デザイン・事務代行など仕事の種類も豊富
- 努力次第で高収入も目指せる
ただし、最初はスキルが必要だったり、収入が安定しないことも。



私は退職して、在宅ワークのフリーランスになりましたよ!
パート×在宅副業のハイブリッド型
「いきなりフリーランスは不安だけど、在宅ワークには挑戦してみたい!」
そんなママには、パートをしながら副業で在宅ワークを始めるのがおすすめです。
- 平日はパートで安定収入を得られる
- 夜や週末など、自由な時間で取り組める
- 軌道に乗れば将来的に在宅1本での独立も可能
収入の柱を分散できるので、リスクも少なめ。



時間をうまく使えば、「安定と自由のいいとこどり」ができますよ!
ただし、これらの仕事を選ぶには、単に家計の見直しをするだけでなく、将来のお金の見通しまでしておくことが必須。



今の仕事を辞めた結果収入が下がり、「子どもの大学費用を準備できなかった……。」となったらきっと後悔します。
子どものために仕事を辞めても、それが将来子どもの選択肢を狭めてしまったらと思うと辞める勇気が出ませんよね。
そこで、ワーキングマザーを辞めたい方に利用してほしいのがFP相談サービスです。
無料のFP相談なら、家計の見直しから将来のお金の見通し、対策方法まですべてまるっとプロのFP(ファイナンシャルプランナー)にアドバイスをもらえます。
お金の不安を払拭してワーキングマザーを辞め、子どもとの時間やひとりの時間も大切にする暮らしを手に入れたいなら、無料なので使わない手はないですよ!
私が体験したFP相談サービスのなかで、忙しいワーママにおすすめなのは「マネーキャリア」と「マネーコーチ」です。



どちらもFPの質がよいので、無理な勧誘がなく安心して利用できますよ!
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ワーキングマザーを辞めてよかった!家族時間を優先した私の体験談


最後に、ワーキングマザーを辞めた筆者のリアルな体験談をお伝えします。
私は2人の子どもを育てながら、家事も100%負担して仕事をしていました。



当時、夫は激務だったので頼りたくても頼れませんでした……。
職場に不満があったこともあり、「自分の人生、自分で舵を取ってもっとよくしたい!」と、思い切って10年勤めた仕事を辞めたんです。
幸い、貯金がある程度あったので数か月は自分の収入がなくても大丈夫だろうと、あまり準備していませんでした。
そのまま、憧れだったWEBライターを始め、在宅フリーランスデビュー。
しかし、「自分がいくら稼げば安心できるのか」がわからず、せっかく子どもとの時間を優先できる働き方なのに、家で仕事ばかりしていたんです。
「稼がなければいけない」という焦りから、子どもが熱を出して仕事が中断されると、イライラしてしまうこともありました。
そこで、無料のFP相談サービスを利用してみることに。
FPさんに相談することで、
- 今の収入や貯蓄方法で教育費や老後の準備はOK
- 家族との思い出作りに適度にお金を使って大丈夫
- 夫や私に万が一のことがあったときに必要な保障
この3つが明確になり、心がスーッと軽くなりました。
今では、子どもが保育園に行っている間に自宅で仕事をしながら、合間に家事をこなす日々を送っています。
疲れた体が悲鳴を上げることもなければ、子どもとの時間やひとり時間が全然ないと感じることもありません。
私は、決断したからこそ理想の暮らしを手に入れられました。
【まとめ】ワーキングマザーの辞めどきは準備ができたとき!まずは家計整理から


「もう限界かも…でも仕事を辞めて本当にやっていけるのかな?」
そう悩んでいるあなたは、すでにがんばりすぎているのかも。
ワーママの辞めどきに正解はありません。
けれど、家計を整えて「このくらいの収入があれば暮らせる」と分かっていれば、不安なく一歩を踏み出せますよ!
だからこそまずは、生活費や将来に必要なお金を見える化して、働き方の選択肢を冷静に比べてみることが大切です。
自分の心と家計の両方に余裕を持つために……
\ まずはプロに頼ってみるのもアリ! /
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自分を大切にするために働き方を見直すのは、逃げではないですよ!



未来の自分が笑顔でいられる選択を、少しずつ準備していきましょう!応援しています!