ワーママの退職はもったいない?子どもとの時間もスキルも諦めない働き方3選

「もう辞めたい…でも、ここで退職するのはもったいないのかな?」

そんなふうに思っていませんか?

毎日仕事と家庭をフル回転でこなしながら、「自分の時間も子どもとの時間も足りない…」と感じているママはたくさんいます。

しかし、
「せっかく築いてきたキャリアを手放すなんてもったいない」
「今辞めたら、もう戻れないかも」

そんなふうに、頭の中でモヤモヤと悩みが交差して、なかなか一歩を踏み出せないのも本音ですよね。

この記事では、そんなあなたのために──

  • ワーママが退職を“もったいない”と感じるリアルな理由
  • キャリアも収入も手放さない働き方の選択肢
  • 後悔しない選択をするための準備ステップ

をわかりやすくお届けします。

みき

「退職=損する選択」ではなく、「幸せな暮らしへの一歩」として前向きに考えられるようになりますよ!

目次

ワーママは退職したらもったいない?

結論からいうと、あなたが今の仕事を続けていて辛いなら、退職はもったいなくありません

「ここで辞めるのはもったいない気がする」と感じているなら、それは気のせいではなく、ちゃんとした理由があります

  • これまで積み上げてきたキャリア
  • 社会とのつながり
  • 収入の安定


これらを簡単に手放すのは怖いし、「辞めたらもったいない」と思うのは当然のことです。

みき

それと同時に「このままの働き方はもう限界かも」と感じているなら、あなたのなかに変わりたい気持ちが芽生えている証拠

だからこそ、まずは「退職したいと思う自分」を否定せず、ちゃんと向き合ってあげることが次のステップにつながる第一歩なのです。

ワーママが退職をもったいないと感じる理由は?

では、なぜ多くのワーママが「辞めたい」と思いつつも、「退職はもったいないかも…」と感じてしまうのでしょうか?

よくある理由を見ていきましょう。

正社員で安定収入があるから

正社員なら、安定した給料・ボーナス・社会保険・産休育休制度も整っています。

だからこそ、「辞めたら家計が回らなくなるのでは?」「パートやフリーランスになってもこんなに稼げないかも」と不安になるのは当然。

特に30代は教育費・住宅ローン・老後資金…と、お金の不安がリアルにのしかかる時期です。

みき

だからこそ、「収入を0にしない選択肢」を考えておくことが大切ですよ!


再就職は難しそうだから

「辞めたらもう正社員には戻れないかも…」

ブランクや年齢がネックになりそうで、一度退職したら「もう終わり」な気がしてしまうことも。

でも、実際には「子どもが大きくなったら再び働きたい」と考えて、再就職やキャリアチェンジに成功しているママもたくさんいます。

みき

大切なのは、今辞めたら終わりと思い込まずに、次につながる準備や情報収集をしておくことなんです!


せっかく築いたキャリアを失いたくないから

「もう10年以上頑張ってきたのに、辞めたら“なかったこと”になるのかな…」

キャリアを築くには、時間も努力もたくさんかかりますよね。

でも、安心してください。

たとえ職場を離れても、あなたのスキルや経験は消えるわけではありません

みき

むしろ、あなたにしかない社会人経験・コミュニケーション能力・マネジメント力は、これからの新しい働き方でも大きな武器になります!


恵まれた環境で働けているから

「上司も同僚もいい人」
「フレックスも時短もある」

そんな職場環境にいると、「辞めたら、もうこんなよい職場では働けないかも」と感じますよね。

みき

でもそれは、“変わらない今”への安心感=コンフォートゾーンにとどまりたい気持ちがあるから。

もちろん、その気持ちも大切。でも…

あなたが一番大切にしたいのは、“職場の人間関係”ですか?
それとも、“子どもとの時間”や“自分らしい暮らし”ですか?

答えは、あなたのなかにきっとあるはずです。

でも実は、全部を失うわけではありません。

次の章では、「退職してもキャリアも収入も手放さない働き方」を一緒に見ていきましょう!

ワーママでも無理なくできる!収入もスキルも諦めない働き方3選

「退職したら、もう働けないかも…」
「でも今の働き方は限界…」

そんな葛藤を抱えるワーママにとって、“辞める”か“続ける”の2択だけじゃないことを知るのは、人生の視野をぐっと広げてくれます。

実は、キャリアも収入も完全に手放さずに子育てと両立できる働き方は、他にもあるのです!

ここでは、今の自分に合った働き方を見つけるヒントを3つご紹介します。

時短勤務に切り替えてキャリアを残す

「今の仕事は好き。でもフルタイムはしんどい…」

そんなママにおすすめなのが、時短勤務という選択。

時短勤務のメリット
  • 同じ職場で働き続けられるからキャリアが途切れない
  • 社会保険・福利厚生など正社員のメリットを維持しやすい
  • 子どもとの時間も確保しながら働ける

実際、子どもが小さいうちは、朝と夕方のバタバタが本当に大変。

夕方の負担が減るだけで、「笑顔で子どもと向き合える時間」が増えるママも多いのです!

時短勤務のデメリット
  • 収入は現在よりも下がる
  • 社員間でコミュニケーションが難しくなる場合もある
  • 法律上、企業が時短勤務を義務づけられているのは「子どもが3歳になるまで」

参照:厚生労働省

時短勤務だと、どうしても「周りの社員に迷惑がかかるのでは…」と負い目を感じてしまうママさんは多くいます。

また、3歳を過ぎると時短勤務制度は「努力義務」になるため、会社によっては時短が続けられないことも…

みき

つまり、いずれ「フルタイムに戻る or 辞める」をまた検討しなければならない可能性があるということ。

とはいえ、一度リズムを整えるためのつなぎとしては最適な選択肢です。

パートで時間的自由を手に入れる

「一度、肩の力を抜いて働きたい」
「もっと子どもとの時間を増やしたい」

そんな想いがあるなら、パート勤務も選択肢に入れてみましょう。

パート勤務のメリット
  • 時間の融通がききやすく、生活リズムを整えやすい
  • 採用のハードルが低く、求人も多い
  • 短時間勤務であっても、これまでのスキルを活かせる場合もある

たとえば、前職での事務経験を活かして「週3・1日4時間だけ」という働き方もできるでしょう。

みき

収入面は確かに下がりますが、心と体の余裕ができることで、家庭や自分を大切にできる時間が持てるようになります。

パート勤務のデメリット
  • 扶養内で働くかどうかによって、収入の上限や保険の条件が変わる
  • 職場によっては仕事内容が単調だったり、スキルアップにつながりにくいことも

デメリットがあるとはいえ、「家庭優先の暮らし方」にシフトしたい人にとっては、安心して選べるスタイルです!

また、パートとかけあわせて自宅でできる副業に取り組んでみるのも、収入を確保するひとつの手ですよ。

在宅ワークのフリーランスで再出発する選択肢も

「もっと柔軟に働きたい」
「やりたいことに挑戦してみたい」

そんなママには、在宅ワーク×フリーランスという働き方がぴったり。

みき

筆者もこの道を選んだママのひとりです♪

在宅フリーランスのメリット
  • 自分のペースで働けて、子どもの体調不良などにも柔軟に対応できる
  • 通勤がなくなり、家事や育児との両立がしやすい
  • 仕事を通して自分のスキルややりがいを再発見できる
  • 会社員時代より大きく収入を伸ばせることもある

たとえば、ライター・デザイナー・動画編集・オンライン秘書など、子育て中でもできる仕事の幅はどんどん広がっています。

私自身もこの選択肢で「働くこと=大変」から「働くこと=楽しい」に変わりました。

在宅フリーランスのデメリット
  • 収入は安定しておらず、実績を作るまでに時間がかかる
  • 会社員と同じ社会保険(厚生年金・雇用保険など)には加入できない
  • 自己管理力や営業力が求められる

自宅で仕事ができるというメリットは十分大きいものの、実際に仕事をして収入を得られるのかは本人次第です。

時短勤務・パート勤務・在宅フリーランス、はたまた専業主婦……

どれを選んでも「正社員より収入が安定しない」という事実は変わりません。

みき

だからこそ、ママが働き方を変える前には、貯金での備えや家計の見通しが必須!

安心して働き方を変えたいママは、お金のプロに家計相談を活用して家計の不安を整理するのがおすすめです!

働き方を変えることは、キャリアを捨てることではありません。

「今のあなたにとって一番幸せな暮らし方」に近づくための手段のひとつ

次の章では、「理想の働き方を叶えるために今からできる準備」について、具体的なステップをご紹介します!

後悔しない働き方を選ぶために!ママが今すぐできる準備ステップ

働き方を変えるかどうかを迷うとき、大切なのは“いきなり答えを出すこと”じゃなくて、“自分の軸”をつくること

迷って当然、悩んで当たり前のタイミングだからこそ、今できる準備をひとつずつ整えていきましょう。

一番優先したいことを明確にする

働き方を変える=なにかを手放して、なにかを得る選択

だからこそ、「いまの自分が何を一番大事にしたいのか?」をはっきりさせることが先決です。

たとえば…

  • とにかく子どもとの時間を大切にしたい
  • 収入は少し減っても、心身に余裕が欲しい
  • 今まで築いたスキルを活かして社会と関わり続けたい

この答えは人それぞれ。でも正解は「あなたのなか」にしかありません

みき

迷ったら、「今、なにを失ったら一番後悔するか?」を考えてみるといいですよ!

一番大事にしたいことがわかれば、次に選ぶベストな働き方を判断できるはず。

1日の理想のスケジュールを書き出す

理想の暮らしって、案外ぼんやりしているものです。

「毎日をどんなふうに過ごしたいか?」を1日のタイムスケジュールにして可視化すると、選ぶべき働き方が見えてきますよ!

たとえば…

時間帯理想の過ごし方
6:30〜子どもとゆっくり朝ごはん
9:00〜週3・午前だけ在宅ワーク
12:00〜昼ごはん&自分時間(読書・カフェ)
15:00〜お迎え&子どもとおやつ
16:30〜家事(夕飯支度など)
夜は…家族でまったりタイム♡

「こんな1日が理想だな〜」って思えるだけで、心がちょっとワクワクしますよね。

みき

まずは心の声に従って、理想の1日を書き出してみましょう!

収入がいくらあれば安心なのかを把握する

どんな働き方を選ぶにしても、避けて通れないのが「お金の不安」。

でも、不安の正体は「よく分からないこと」なのです!

まずは、以下のポイントを整理してみましょう。

  • 今の家計で「最低限必要な生活費」は?
  • 月にいくら自分で収入を得たい?
  • 教育費や老後資金をどう準備する?

この数字がわかるだけで、「収入をゼロにするのは不安だけど、月〇万円なら大丈夫!」というラインが見えてきます。

自分ひとりで把握できなくてもOK。

みき

プロの手を借りて“見える化”することで、不安はぐんと小さくなります

数字を整理するだけで、今まで“なんとなく怖い”と感じていたお金の不安が、ぐっと現実的に対処できるものに変わっていきますよ。

でも、「何をどう整理したらいいの?」と感じるママも多いはず。

そんなあなたにこそ読んでほしいのがこちら!

働き方を見直す前に“これだけはやっておきたい”大切な準備ステップを、わかりやすくまとめています。

この3ステップで、後悔しない選択がきっとできるようになりますよ!

【まとめ】ワーママの退職はもったいなくない!後悔しない選択をしよう

「退職=キャリアの終わり」
「もったいないから今は我慢すべき」──

そう思い込んでいた頃の私は、自分に無理を重ねていたことに気づけませんでした。

でも実際は、キャリアもスキルも「ゼロ」にはなりません。

みき

大切なのは、どう働くかを見直して、自分らしい選択をしていくこと。

  • 一番大切にしたいのは「なにか」
  • 家族とどんな暮らしをしたいか
  • そのために必要な収入はいくらか

これらを少しずつ整理していけば、理想の働き方は必ず見つかります。

退職はゴールではなく、人生を自分で選び直すスタートライン。

そしてあなたの経験やスキルは、次のステージできっと活きていきますよ!

みき

実際に退職を選んだ、30代ワーママのリアルな体験談もぜひ参考にしてみてください!

理想の働き方と家計の整え方、そのヒントが詰まっています。

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この記事を書いた人

2級ファイナンシャルプランニング技能士。
都内百貨店に10年間勤務し、小1の壁を意識してフリーランスに転身した2児のママ。
現在は金融ライターとして活動中。
当ブログではFP相談を通して、お金の不安があるママが自分らしく暮らすための方法を発信中。

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